寂しいです。
みなのスーパーお爺ちゃん、スタン・リーがこの世を去りました。
スタンリーは数々の原作者と共にスパイダーマンやX-メン、アイアンマン、ファンタスティックフォーをこの世に送り出し、これらのヒーローをクロスオーバーさせる世界観を構成した今のマーベルユニバースにとって欠かせない存在でした。言うまでもなく、マーベルに多大な貢献をしてきたすごいお方です。加えて、様々な作品にカメオ出演することで有名ですよね。
11月12日、死因は明かされていませんが、娘のJ.C.リーはReutersのインタビューでこう述べています。
”彼は自分の人生を愛し、仕事を愛していました。また、家族やファンの方々に愛され、彼はかけがえのない人です。”
また、TMZのウェブサイトによると、救急車がスタンのハリウッドの自宅に呼ばれ、搬送先のCedars-Sinaiメディカルセンターで亡くなったとのことでした。
本名スタンリー・マーティン・リーバー(Stanley Martin Lieber)は自身を語った本「Excelsior!: The Amazing Life of Stan Lee」(エクセルシオール!:アメイジングライフ・オブ・スタンリー)で自分の父親が安定した収入を得るために苦労してきたことを語り、今の自分の人生に多大な影響をもたらしたことを告白。
”仕事に就くことや、忙しくなること、人から必要とされることが人として大切なことなんだと学んだ気がする”
19歳の若さで編集長として叔父のマーティン・グッドマンに雇われ、後にライバル会社に対抗すべくスタンリーに命じたスーパーヒーローコミックスをジャック・カービーと描き始めたのが伝説の始まり。それから数々のヒーローを作り出し、マーベルユニバースと現在のマーベルシネマティックユニバースに浸透する世界観に貢献。
ありがとう、スタン・リー。私たちにとってあなたは本当のスーパーヒーロー。安らかにお眠りください。